外壁や屋根の塗装は注目されがちですが、意外と見落とされやすいのが**「軒天(のきてん)」**です。
軒天とは、屋根が外壁より外に出ている部分の裏側の天井を指し、雨や日差しを防ぐ役割だけでなく、建物の美観や耐久性にも関わる重要な箇所です。
しかし、軒天は湿気がこもりやすく、カビや汚れが出やすい部分でもあります。定期的な塗装メンテナンスを行うことで、見た目の清潔感を保つだけでなく、建物全体の寿命を延ばすことにもつながります。
今回「住宅総合リフォーム さざんか」が行った施工では、防カビ性のある塗料を用いて2回塗り仕上げを徹底。仕上がりは明るく美しく、耐久性も高まりました。この記事では、軒天塗装の重要性と施工の流れについて詳しく解説します。
軒天の役割とは?
軒天は普段あまり目につかない部分ですが、建物にとって欠かせない存在です。
- 外観デザインの一部
外壁や屋根と一体となり、家全体の美観を支える。 - 雨風や直射日光を遮る
外壁への直接的な雨の当たりを防ぎ、劣化を遅らせる。 - 換気・通気の役割
軒天には換気口が設けられることも多く、屋根裏の湿気を逃がす大切な役割がある。
軒天が劣化するとどうなる?
軒天の塗装を怠ると、次のような問題が発生します。
- カビやコケが発生しやすくなる
- 塗膜が剥がれ、下地が露出
- 美観が損なわれ、家全体が古びて見える
- 湿気がこもり、木部の腐食やシロアリ被害を招くリスク
軒天は「目立たないから放置しても良い」と思われがちですが、実際には外壁や屋根以上に劣化の影響が大きい場所なのです。
今回の施工事例
写真にあるように、軒天塗装を1回目・2回目と二度塗りで行いました。
📸 1回目の塗装
- 下塗りとして、防カビ効果のある塗料をローラーで均一に塗布。
- 素地に塗料を浸透させることで、密着性を高める。
- この時点ではややムラが残りますが、仕上げ前の大事な工程です。
📸 2回目の塗装
- 1回目の塗料が乾燥した後、再度塗布。
- ムラがなくなり、均一でなめらかな仕上がりに。
- 防カビ・防湿性能が強化され、長持ちする塗膜が完成。
軒天塗装の流れ
- 洗浄・下地処理
汚れやカビを落とし、塗料が密着するように整える。 - 養生
外壁や窓に塗料が付着しないように保護。 - 1回目の塗装(下塗り)
素地と塗料を密着させるため、防カビ塗料を塗布。 - 2回目の塗装(上塗り)
仕上げとして重ね塗りし、塗膜を厚く強化。 - 最終チェック
ムラや塗り残しがないかを確認し、美しい仕上がりを確保。
軒天塗装のメリット
✅ 美観の向上
→ 外壁とセットで塗装すると、家全体が明るく若返る。
✅ 防カビ・防湿効果
→ 湿気の多い場所でも長く清潔感を保てる。
✅ 耐久性アップ
→ 塗膜が軒天を守り、腐食や劣化を防ぐ。
✅ 家の価値を維持
→ 細部までメンテナンスすることで資産価値も高まる。
よくある質問 Q&A
Q. 軒天の塗装は何年ごとに必要?
→ 一般的には10年前後が目安です。カビや汚れが目立ってきたら早めの対応をおすすめします。
Q. 外壁塗装と一緒にやるべき?
→ はい!足場を設置するタイミングでまとめて施工することで、費用面でも効率的です。
Q. 防カビ塗料は必須?
→ 軒天は湿気がこもりやすいため、防カビ・防湿性能のある塗料を選ぶことが望ましいです。
「さざんか」のこだわり
✨ 二度塗りで丁寧に仕上げ
→ 耐久性と美観を両立。
🔧 細部まで行き届いた施工
→ 普段見えにくい軒天だからこそ、手を抜かない。
📷 施工過程を写真で報告
→ お客様に安心していただける“見える施工”。
まとめ
- 軒天は湿気がこもりやすく、劣化しやすい場所
- 塗装を怠ると、カビ・汚れ・腐食・シロアリ被害の原因に
- 防カビ塗料で二度塗りすることで、清潔感と耐久性を両立
- 外壁塗装と一緒に施工すれば、効率的で家全体が明るくなる
- 「さざんか」では、軒天まで丁寧に施工し、住まいを長持ちさせます
🏠 住宅総合リフォーム さざんかでは、
軒天を含めた外壁塗装リフォームをトータルで対応しています。
「最近、軒天が汚れてきた」「外壁と一緒に見てもらいたい」
そんなご相談もお気軽にどうぞ😊