こんにちは、住宅総合リフォームさざんかです。
今回は「外壁まわり木部の塗装リフレッシュ工事」についてご紹介します。建物の印象を大きく左右する木部は、時間と共に紫外線や雨風の影響を受けて劣化してしまう部分です。定期的にメンテナンスを行うことで、防水性・耐久性を維持し、同時に見た目も美しく蘇らせることができます。
木部は外壁の「アクセント」
外壁まわりの木部は、建物の表情を形作る重要なポイントです。玄関まわりの化粧梁や庇、軒天、破風板など、意外と目に入りやすい場所に使われています。木目調のやさしい質感は建物全体をナチュラルで温かみのある印象にしてくれますが、その一方で 紫外線・雨水・湿気による劣化が早い部材 でもあります。
塗装が剥がれてくると、そこから水が染み込み、腐食や反り、ひび割れを引き起こすリスクも…。そのため「見た目がちょっと悪くなったかな?」と感じるタイミングが、実はメンテナンスを検討するサインなのです。
塗装リフレッシュ工事の流れ
今回の工事では、以下の流れで作業を進めました。
- 劣化状態の確認
現地調査で塗膜の剥がれ、色あせ、ひび割れなどをチェックします。 - 下地処理
旧塗膜を落とし、サンドペーパーなどで表面を滑らかに調整。
この下地処理が仕上がりと耐久性を大きく左右します。 - 下塗り(プライマー塗布)
木部にしっかりと密着させるための工程です。下塗りを怠ると早期剥離の原因になるため、とても重要です。 - 中塗り
防水性・耐久性を高める塗料を丁寧に重ねていきます。塗膜の厚みを確保することで、長期にわたり木部を保護します。 - 上塗り(仕上げ)
見た目の美しさと均一な仕上がりを追求します。ツヤや色味を整えることで、外壁全体が新築のような印象に。
Before・Afterでこんなに違う!
写真を見ていただくと一目瞭然。
施工前は塗装が色あせ、木目の美しさも失われていました。しかし施工後は深みのある色合いとツヤが戻り、建物全体がぐっと引き締まった印象に生まれ変わりました。
塗装リフレッシュは、単なる「見た目の改善」だけでなく、 雨風から木部を守るための防水工事 でもあります。外観が美しくなるのはもちろん、建物自体の寿命を延ばすためにも欠かせないメンテナンスなのです。
木部塗装のメンテナンス周期
一般的に木部塗装は 5〜7年ごと のメンテナンスが推奨されています。外壁や屋根に比べると短い周期ですが、それだけ劣化のスピードが早いということ。
特に日当たりが強い南面や、雨がかかりやすい北面は、早めの塗り替えが必要になることもあります。部分的な劣化でも放置せず、早めに対処することで修繕費用を抑えることができます。
まとめ
外壁まわりの木部は、建物のデザイン性を高める大切な部分であると同時に、劣化が早いためメンテナンスが欠かせません。今回のように 中塗り・上塗りを重ねて防水性・耐久性を高め、見た目も美しく仕上げる工事 は、建物の資産価値を維持する上でも大きな効果があります。
「最近木部が色あせてきたな」「剥がれやひび割れが気になる」という方は、ぜひ早めの点検をおすすめします。
住宅総合リフォームさざんかでは、無料点検・お見積りを承っております。お気軽にご相談ください。