こんにちは、住宅総合リフォームのさざんかです。
今回は、屋上の清掃と高圧洗浄によるメンテナンスの大切さについてご紹介します。
普段の生活ではあまり意識することのない屋上ですが、実はお住まいの寿命や快適性に大きく関わる場所です。特に戸建て住宅やマンションの屋上・陸屋根は、雨風や紫外線の影響を直に受けやすいため、定期的な点検や清掃が欠かせません。
屋上を放置するとどうなる?
屋上は雨や砂ぼこり、落ち葉などが直接溜まりやすい場所です。これを放置すると、次のようなトラブルが発生します。
- 排水口の詰まり
落ち葉や土埃が溜まると排水口が詰まり、雨水がスムーズに流れなくなります。その結果、屋上に水が溜まり「プール状態」になることも。 - 雨漏りのリスク
水が長時間溜まると、防水層の劣化を早め、ひび割れや浮きを引き起こします。そこから雨水が建物内部に侵入し、雨漏りの原因になります。 - 建物全体の劣化
湿気がこもることでコンクリートや鉄骨の劣化が進み、耐久性が低下します。最悪の場合、大規模な修繕工事が必要になることもあります。
このように、屋上の汚れや落ち葉を放置すると「雨漏り」「劣化」「修繕費の増大」といった大きなリスクにつながります。
高圧洗浄で得られる効果
屋上の清掃に効果的なのが「高圧洗浄」です。水の力で汚れや苔、カビを一気に洗い流すため、表面をきれいに保つことができます。
高圧洗浄を行うことで得られる効果は以下の通りです。
- 排水機能の回復
詰まりの原因となる汚れを取り除くことで、水はけが良くなり、雨水がスムーズに流れます。 - 防水機能の維持
防水層の表面にこびりついた汚れを落とすことで、劣化を遅らせ、防水機能を長持ちさせる効果があります。 - 美観の向上
黒ずみや苔を洗い流すことで、屋上全体が明るく清潔に見えます。建物の資産価値にもプラスとなります。 - 将来のコスト削減
定期的に清掃を行うことで、防水工事や大規模修繕のタイミングを延ばすことができ、長期的な維持費の節約につながります。
メンテナンスの頻度はどのくらい?
屋上の清掃・高圧洗浄は、年に1回程度を目安に行うのがおすすめです。
特に、落ち葉が多い地域や、周囲にビルが密集していて風の影響でゴミが溜まりやすい環境では、半年に一度の点検も有効です。
また、次のようなサインが見られる場合は、早めに清掃を行いましょう。
- 排水口の水はけが悪い
- 屋上に水たまりができている
- 表面に苔やカビが目立つ
- 防水層のひび割れや浮きがある
高圧洗浄と合わせたいメンテナンス
高圧洗浄は非常に効果的ですが、同時に防水層の状態確認や小さな補修も行うとさらに安心です。
- 防水シートや塗膜の点検
- コーキング部分のチェック
- 排水ドレンの清掃
- 雨樋の詰まり確認
これらを定期的に行うことで、屋上はもちろん建物全体を長持ちさせることができます。
まとめ
屋上の清掃や高圧洗浄は「見た目をきれいにするため」だけではありません。
防水機能を守り、雨漏りや劣化を防ぐための大切なメンテナンスです。
定期的な清掃を行うことで、建物の寿命を延ばし、大きな修繕費用を抑えることができます。
お住まいを長く快適に保つために、ぜひ屋上の状態にも目を向けてみてください。
私たち住宅総合リフォーム さざんかでは、高圧洗浄から防水工事、定期点検までトータルでサポートしています。
「最近屋上の汚れが気になる」「水はけが悪い気がする」という方は、お気軽にご相談ください。