こんにちは、住宅総合リフォーム さざんか です。
今回は実際に行った「ベランダ防水工事」の施工事例をご紹介します。
ベランダやバルコニーは、洗濯物を干したりくつろぎの空間として活用される大切な場所ですが、雨や紫外線の影響を直接受けるため、家の中でも特に劣化が早い部分でもあります。防水機能が低下すると雨水が侵入し、木材の腐食や鉄部のサビ、ひどい場合は室内への雨漏りに発展する危険性もあります。
今回は、経年劣化で傷みが目立っていたベランダを、防水工事によって蘇らせた事例を詳しくご紹介します。
Before:劣化が進んだベランダ
工事前のベランダは、防水層の表面が色あせ、ツヤを失っていました。細かいひび割れや汚れの付着も目立ち、排水口周りには水が溜まりやすい状態。お客様からは「雨が降った後に水はけが悪く、シミのような跡が残るのが心配」とのご相談をいただきました。
ベランダは家の正面からは目立たないため劣化に気づきにくいですが、建物全体の耐久性を左右する重要な部分です。特に防水機能の低下は、放置すると取り返しのつかないトラブルにつながりかねません。
施工内容:丁寧な下地処理とウレタン防水
今回の工事では「ウレタン塗膜防水工法」を採用しました。ウレタン防水は、液体状の防水材を塗り重ねて仕上げる工法で、複雑な形状のベランダでも隙間なく施工できるのが大きな特徴です。
工事の流れ
- 下地清掃・補修
まずは表面の汚れや古い塗膜をしっかり除去。小さなひび割れは補修材で埋め、平滑な下地を作ります。 - プライマー塗布
防水材をしっかり密着させるための下塗り。これにより施工後の剥離を防ぎます。 - ウレタン防水材の塗布(2回塗り)
均一な厚みを確保するために2回塗布。乾燥後、さらに重ね塗りを行うことで強靭な防水層を形成します。 - トップコート仕上げ
紫外線や摩耗から防水層を守るためにトップコートを施工。これにより防水効果の持続と美観の向上が実現します。
After:見違える仕上がりと安心感
施工後のベランダは、表面に美しい光沢を取り戻しました。水はけも良くなり、雨が降った後もすぐに乾くため、清潔感が大幅にアップ。お客様からは、
「見た目がとてもきれいになって気持ちいい」
「これで雨の日も安心して過ごせる」
と大変ご満足いただきました。
防水工事のメリット
ベランダ防水工事を行うことで、次のようなメリットがあります。
- 雨漏り防止:建物内部への浸水を防ぎ、家の寿命を延ばす。
- 美観の向上:ひび割れや汚れがなくなり、清潔な印象に。
- 資産価値の維持:適切にメンテナンスされた家は評価が高まりやすい。
- 暮らしの安心:雨の日でも「大丈夫」という安心感が得られる。
防水層が健全であることは、住まい全体の耐久性を守る上で欠かせません。
防水工事の寿命とメンテナンスの目安
ウレタン防水の寿命は一般的に10〜12年程度とされています。しかし、直射日光や風雨の影響を強く受ける環境では、劣化が早まることもあります。そのため、5〜10年ごとに点検を行うことが理想的です。
「ベランダの床が色あせてきた」「表面にひび割れが出てきた」
といったサインが見えたら、早めの対応をおすすめします。定期的な点検とメンテナンスで、将来的に大掛かりな修繕を防ぐことができます。
まとめ:小さな劣化も放置せずに!
今回の施工事例では、劣化が進んだベランダをウレタン防水工事でよみがえらせました。仕上がりは美しく、雨水をしっかりガードできる安心の空間に。お客様にもご満足いただける結果となりました。
ベランダは小さなスペースですが、家全体を守る大切な役割を担っています。見落とされがちな場所だからこそ、定期的な点検と早めの対応が重要です。
住宅総合リフォーム さざんか では、無料点検から施工、アフターフォローまで一貫して対応いたします。
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