こんにちは、住宅総合リフォーム さざんか です。
今回は「アンテナ根元の塗装工事」の施工事例をご紹介いたします。
屋根のリフォームや外壁塗装と聞くと、どうしても大きな部分に目が行きがちですが、実はアンテナや金具、配管などの細部も住まいを長持ちさせるためには欠かせないメンテナンス箇所です。普段は気に留めない部分ですが、ここを丁寧に仕上げておくかどうかで、家の耐久性に大きな差が生まれます。
今回の施工では、アンテナ根元の錆や劣化を防ぐためにしっかりと塗装を施しました。工事の様子とあわせて、その重要性について解説します。
Before:アンテナ根元は劣化しやすい箇所
アンテナの根元部分は、金属製の部材が多く使用されており、常に雨風や紫外線にさらされているため、錆が発生しやすい弱点でもあります。
また、屋根の一番高い位置に取り付けられていることから、強風や台風の影響も直接受けやすく、固定金具の緩みや劣化が起こりやすいのも特徴です。錆が進行すると金具の強度が低下し、アンテナが倒れる危険性も。倒壊すればテレビの視聴に支障が出るだけでなく、周囲の住宅や歩行者への被害につながる恐れもあります。
今回点検したお宅でも、アンテナの根元に軽度の錆が見られました。まだ深刻な状態ではありませんでしたが、放置すれば数年で劣化が進行する可能性が高いため、早めのメンテナンスを実施しました。
施工内容:細部まで丁寧に塗装
今回の工事では、以下の手順でアンテナ根元の塗装を行いました。
- 下地処理(ケレン作業)
錆や汚れを丁寧に除去。塗料の密着性を高めるために、金属表面を整えます。 - 防錆プライマーの塗布
錆の再発を防ぐため、防錆効果のある下塗り材を使用。これにより金属部分をしっかり保護します。 - 上塗り仕上げ
耐候性の高い塗料を選び、ローラーで均一に塗布。雨風や紫外線から長期間守れるよう、厚みを意識した施工を行いました。
アンテナの根元や金具部分は狭い箇所が多いため、職人が細部まで確認しながら丁寧に仕上げています。
After:錆を防ぎ、美観も回復
施工後のアンテナ根元は、白く美しい仕上がりとなりました。錆が取り除かれ、塗料によるコーティングで今後の劣化をしっかり防ぐことができます。
見た目も清潔感が増し、お客様からは、
「アンテナまわりまで丁寧に仕上げてもらえて安心」
「これで倒壊の心配もなくなりました」
と嬉しいお言葉をいただきました。
アンテナや付帯部分のメンテナンスが重要な理由
屋根や外壁のリフォームを行っても、アンテナや配管、金具などの細部が劣化していれば、そこから不具合が発生することがあります。
- 錆による強度低下:金属部分は放置すると腐食が進行し、固定力が失われます。
- 雨漏りのリスク:アンテナや配管の取り付け部から雨水が侵入するケースも。
- 美観の低下:せっかく屋根や外壁をきれいにしても、付帯部分が錆びていると全体の印象を損ないます。
つまり、家全体の寿命を延ばすためには細部のメンテナンスが欠かせないということです。
定期点検とメンテナンスの目安
アンテナや金具部分の塗装は、一般的に 5〜7年ごと の点検が目安とされています。特に海沿いや風が強い地域では錆の進行が早いため、より短いスパンでの点検が推奨されます。
また、台風や強風の後にはアンテナがぐらついていないか、根元に錆が出ていないかを確認することも大切です。放置するとアンテナの倒壊や雨漏りといった大きなトラブルに発展する恐れがあります。
まとめ:細部まで手をかけてこそ、本当の安心
今回の施工事例では、アンテナ根元の塗装を行い、錆の発生を防ぐとともに、美しい仕上がりを実現しました。大きな屋根や外壁の工事に比べると小さな工事に見えますが、こうした細部のメンテナンスこそが、住まいの耐久性を大きく左右します。
「アンテナまわりなんて気にしたことがなかった」という方も多いと思います。しかし、見えない部分で劣化は進行しています。大切な住まいを長く快適に保つために、ぜひ一度点検をご検討ください。
住宅総合リフォーム さざんか では、屋根・外壁の大規模工事からアンテナや付帯部分の細かなメンテナンスまで、幅広く対応しています。
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