こんにちは、住宅総合リフォームさざんかです🌸
今回は、屋根リフォームの代表的な工法である「カバー工法」と「葺き替え工事」をご紹介します。
屋根は建物の最前線で、雨・風・紫外線・雪などあらゆる自然環境から住まいを守ってくれています。しかし年月とともに劣化し、色あせ・ひび割れ・苔の発生・雨漏りなど、さまざまなトラブルが現れる部分でもあります。こうした劣化を放置すると、建物全体の寿命を縮めることにつながります。
そこで重要になるのが屋根リフォームです。今回は、Before/Afterの事例とともに、施工の流れや工法の違いを解説していきます。
Before:劣化が進んだ屋根の状態
施工前の屋根は、次のような症状が見られました。
- 表面の色あせとツヤの消失
- 苔やカビが繁殖し黒ずみが目立つ
- 一部のスレートにひび割れ
- 雨水の浸透による防水性低下
お客様からは「屋根全体が暗く見えて家が古く見える」「雨漏りが心配」というご相談がありました。
After:美しく耐久性のある屋根に
リフォーム後の屋根は、新しい屋根材を施工したことで明るく艶のある仕上がりに✨
外観の印象が大きく変わり、建物全体が若返ったように見えます。さらに防水性が回復し、今後も安心して暮らせる状態となりました。
屋根リフォームの主な工法
1. カバー工法(重ね葺き)
既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法です。
メリット
- 既存屋根を撤去しないため工期が短い
- 廃材が少なく環境にやさしい
- 屋根が二重になるため断熱性・遮音性が向上
注意点
- 下地や防水シートが劣化している場合は施工できない
- 屋根の重量が増すため建物の構造によっては不向き
2. 葺き替え工事
既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材に張り替える方法です。
メリット
- 下地まで確認・補修できるので安心
- 屋根全体が新品同様にリフレッシュ
- 軽量屋根材を選べば耐震性が向上
注意点
- 工期がやや長め
- 大量の廃材が出る
施工の流れ
- 足場設置
安全確保と作業効率のため、まず足場を組みます。 - 既存屋根の確認
劣化状況を調査し、補修が必要かを判断します。 - 下地処理・防水シート施工
葺き替えの場合は下地を整備し、新しい防水シートを施工します。 - 屋根材の施工
お客様が選ばれた新しい屋根材を丁寧に施工。 - 仕上げ
棟板金や役物を取り付け、最終確認を行います。
屋根リフォームの重要性
屋根の劣化を放置すると…
- 雨漏りの発生
- 木材や断熱材の腐食
- 室内環境の悪化(湿気・カビ)
- 建物全体の寿命が短くなる
一見小さな劣化でも、時間が経つほどに修繕規模は大きくなります。
メンテナンスの目安
屋根材ごとの寿命は以下の通りです。
- スレート屋根 … 20〜30年
- 瓦屋根 … 40年以上
- 金属屋根 … 20〜30年
ただし、立地環境(海沿い・日当たりなど)によって寿命は変動します。10年ごとの点検が理想です。
工期の目安
- カバー工法 … 約1週間前後
- 葺き替え工事 … 約2週間
お客様の声
施工後のお客様からは、
「屋根が明るくなり、家全体が若返ったようです」
「雨漏りの心配がなくなり、安心して暮らせます」
と嬉しいお声をいただきました。
まとめ
屋根リフォームは、建物を守り快適に暮らすために欠かせない工事です。
- カバー工法 → 工期短縮・コストを抑えたい方におすすめ
- 葺き替え工事 → 屋根全体を根本から直したい方におすすめ
私たち住宅総合リフォームさざんかでは、現地調査を丁寧に行い、お客様の建物に最適なリフォーム方法をご提案いたします。
「屋根が色あせてきた」「雨漏りが不安」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください🏠✨