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付帯部塗装はなぜ重ね塗りするの?仕上がりを支える塗装工程を解説

住宅の付帯部をローラーで重ね塗りしている塗装工事の施工写真

外壁塗装の施工写真を見ていると、

「同じ場所を何度も塗っている?」
「一度きれいに塗れば終わりじゃないの?」

と思うことはありませんか?

今回の写真は、住宅の付帯部にローラーで塗装を行っている施工中の様子です。

塗装工事では、施工する場所や素材、使用する塗料などに合わせて工程を組み、複数回に分けて塗装を行うことがあります。

今回は、付帯部の「重ね塗り」に注目して、なぜ工程を分けて施工するのかをご紹介します。

■ そもそも付帯部とは?

付帯部とは、住宅の外壁や屋根以外にある細かな部分の総称として使われています。

代表的な場所には、

・雨どい
・破風
・鼻隠し
・庇
・雨戸
・シャッターボックス
・水切り

などがあります。

外壁に比べると目立ちにくい場所ですが、屋外にあるため雨や紫外線などの影響を受けています。

外壁塗装を行う際には、こうした付帯部の状態も一緒に確認することがあります。

■ 付帯部塗装は一度塗れば終わり?

必ずしも一度で終わるわけではありません。

使用する塗料や素材、劣化状態などによって施工方法は異なりますが、塗装工程を分けて重ねていく場合があります。

塗料にはそれぞれ適切な施工方法があり、必要な乾燥時間などを確認しながら次の工程へ進めます。

単純に「たくさん塗れば良い」ということではなく、その場所や塗料に合わせた施工を行うことが大切です。

■ なぜ重ね塗りをするの?

塗装を複数の工程に分ける理由のひとつが、塗膜を適切につくるためです。

一度に厚く塗れば同じというわけではありません。

塗料ごとに定められた施工方法などを確認しながら、必要な工程を重ねて仕上げていきます。

また、塗装する素材や状態によっては、仕上げ塗装の前に下塗りなど別の工程が必要になる場合もあります。

■ 塗装前の下地処理も大切

きれいに重ね塗りをしても、塗装する面そのものが傷んでいれば、十分な仕上がりにつながらない可能性があります。

そこで重要になるのが、以前の記事でもご紹介した「ケレン」などの下地処理です。

古い塗膜の剥がれやサビ、汚れなどを確認し、必要に応じて表面を整えてから塗装工程へ進みます。

つまり、

状態確認
↓
下地処理
↓
必要に応じた下塗り
↓
塗装
↓
重ね塗り・仕上げ

というように、完成までにはいくつもの工程があります。

※実際の工程は施工箇所・素材・塗料・劣化状態によって異なります。

■ 写真は付帯部を塗装している施工中の様子

今回の写真では、ローラーを使って付帯部分に塗料を塗っています。

塗装された部分を見ると、表面にツヤが出て色も整っていることが分かります。

こうした細かな場所も、建物の状態や素材を確認しながら一つずつ施工していきます。

完成後には「きれいになった」という部分だけが見えますが、その仕上がりの裏側には下地処理や複数の塗装工程があります。

■ 付帯部まで塗装すると建物全体の印象も整いやすい

外壁をきれいに塗り替えると、それまで気にならなかった雨どいや破風などの色あせが目立つことがあります。

そのため外壁塗装を検討する際は、建物全体を見ながら付帯部についても確認しておくのがおすすめです。

外壁と付帯部の色を合わせたり、アクセントとして色を変えたりすることで、建物全体の印象を整えることもできます。

■ 見積もりでは「何を塗るか」だけでなく工程もチェック

外壁塗装の見積書では、塗料の商品名や価格だけに目が行きがちです。

しかし、

「付帯部はどこまで施工する?」
「どのような下地処理をする?」
「どのような工程で仕上げる?」

といった施工内容も確認しておきたいポイントです。

「付帯部塗装一式」と書かれている場合には、具体的にどの場所が含まれているのか確認しておくと、工事内容をより把握しやすくなります。

■ 完成すると見えない工程にも注目

塗装工事が完成すると、下地処理や途中の塗装工程を見ることはできなくなります。

だからこそ、施工中の写真は「どんな工程を行ったのか」を確認するための大切な記録にもなります。

外壁や付帯部の塗装を検討するときは、完成写真だけでなく、施工途中の工程にも注目してみてください。

■ まとめ|付帯部塗装は工程を重ねて仕上げていきます

付帯部塗装は、ただ表面に色を付けるだけの作業ではありません。

現在の状態を確認し、必要な下地処理を行い、使用する塗料や素材に合わせて塗装工程を進めていきます。

外壁だけでなく、雨どいや破風、庇などの細かな部分まで確認することで、建物全体のメンテナンスを考えやすくなります。

「付帯部はどこまで塗装した方がいい?」
「外壁と一緒に塗装できる?」
「見積もりに書かれている施工内容がよく分からない」

といったご相談も承っています。

さざんかでは、建物の状態を確認しながら、外壁や屋根、付帯部を含めた外装メンテナンスについてご相談いただけます。

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