屋根のメンテナンスを考えたとき、
「色あせてきたから塗装しよう」
「塗り替えれば屋根もきれいになる」
と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、屋根の状態によっては塗装だけでは対応できない劣化が見つかることもあります。
今回の写真でも、屋根材の一部に隙間やズレのように見える箇所が確認できます。
そこで今回は、屋根塗装を行う前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
■ 屋根塗装の前に「屋根の状態確認」が大切
屋根塗装では、いきなり塗料を塗り始めるわけではありません。
まず確認したいのが、現在の屋根材の状態です。
たとえば、
・屋根材のひび割れ
・欠け
・ズレや浮き
・隙間
・塗膜の劣化
・コケや汚れ
・板金部分の劣化
などがないかを確認します。
屋根材そのものに問題がある場合は、状態に合わせた補修などを検討してから塗装工程へ進むことがあります。
■ 「塗装=屋根の補修」ではありません
ここは屋根メンテナンスを考えるうえで、特に知っておきたいポイントです。
塗装と補修は同じものではありません。
塗装は屋根表面を保護する役割などがありますが、割れてしまった屋根材や大きくズレた部分を、塗料だけで元の状態に戻すものではありません。
そのため、屋根に不具合が見つかった場合は、
状態確認 → 必要な補修 → 塗装
というように、それぞれの状態に合わせて施工内容を考えることが大切です。
■ 写真のような部分も施工前にチェック
今回の写真では、屋根材同士が接する部分などに変化が確認できます。
屋根は地上からでは細かな状態が分かりにくいため、
「見た目はそんなに傷んでいないと思っていた」
というケースでも、確認すると劣化箇所が見つかることがあります。
特に築年数が経過している住宅や、長期間屋根の点検をしていない場合は、一度状態を確認しておくと安心です。
■ 屋根の劣化は地上から見つけにくい
外壁なら、家の周りを歩きながらひび割れや汚れを確認できます。
一方、屋根は簡単には確認できません。
そのため、
「外壁は気にしていたけれど、屋根は一度も見てもらっていない」
という住宅も少なくありません。
ただし、自分で屋根に上るのは転落などの危険があります。
屋根の状態が気になる場合でも、無理に登って確認せず、専門業者への点検相談をおすすめします。
■ こんな変化があれば屋根点検のきっかけに
地上から見える範囲でも、
・屋根の色あせが目立つ
・屋根材の一部が浮いて見える
・欠けたような部分がある
・以前よりコケや汚れが増えた
・雨どいに屋根材の破片のようなものがある
・強風や台風のあとから気になる
などの変化があれば、状態を確認するきっかけになります。
また、外壁塗装を検討しているタイミングで、屋根も一緒に確認する方法もあります。
■ 外壁塗装と一緒に屋根を確認するメリット
外壁塗装では、建物の高さや施工内容に応じて足場を設置するケースがあります。
そのタイミングで屋根の状態も確認しておけば、外壁だけでなく建物全体のメンテナンス計画を考えやすくなります。
ただし、屋根の状態によって必要な工事は異なります。
必ずしも「外壁を塗るなら屋根も塗る」ということではなく、現在の状態を確認したうえで判断することが大切です。
■ 見積もりでは塗装以外の内容もチェック
屋根塗装の見積もりを見るときは、使用する塗料や金額だけでなく、
「施工前にどのような点検をするのか」
「ひび割れやズレがあった場合はどうするのか」
「補修が必要な場合は見積もりに含まれているのか」
なども確認してみましょう。
塗装前の状態を写真で見せてもらうと、必要な工事内容も理解しやすくなります。
■ まとめ|屋根は「塗る前」の確認も大切
屋根塗装では、きれいに塗り替えることだけでなく、その前に屋根材の状態を確認することも大切です。
割れ・ズレ・隙間などがある場合は、状態によって補修などを検討してから塗装を行うことがあります。
「屋根が色あせてきた」
「屋根材がズレているように見える」
「外壁塗装と一緒に屋根も見てほしい」
といった段階でもご相談いただけます。
さざんかでは、現在の状態を確認しながら、屋根や外壁のメンテナンスについてご相談を承っています。








